【絶叫必至】悪魔に取り憑かれた少女の戦慄!『エクソシスト』考察・伏線3選やあらすじ

映画『エクソシスト』の画像です映画

ホラー映画『エクソシスト』のあらすじ

映画は、12歳の少女リーガン・マクニール(リンダ・ブレア)と彼女の母親クリス・マクニール(エレン・バースティン)を中心に展開されます。ある日、リーガンは古いオイジャボードで遊んだ後、奇妙な症状が現れ始めます。彼女は無礼で暴力的な言動を取るようになり、物理的な変化も起こります。

クリスはリーガンの症状が次第に悪化していくことに深刻な懸念を抱き、様々な医師に診察してもらいますが、原因が分からず治療法も見つかりません。最終的に、彼女は悪魔祓いの専門家であるジェズイット神父デミアン・カラス(ジェイソン・ミラー)とランカスター・メリン(マックス・フォン・シドー)に助けを求めます。

神父たちは悪魔に憑依されたと判断し、危険なエクソシスム(悪魔払い)を行うことを決定します。映画は、神父たちがリーガンの身体から悪魔を追い出そうとする壮絶な戦いを描いています。最後には、カラス神父が自らの身体に悪魔を引き入れ、窓から飛び降りて自らの命を絶ち、リーガンを救います。

監督『ウィリアム・フリードキン』はどういう人?

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 ウィリアム・フリードキンは、アメリカの映画監督、プロデューサー、脚本家で、1935年にイリノイ州シカゴで生まれました。彼は主に1970年代に活躍し、数々の批評的・商業的に成功した映画を手がけました。特に『フレンチ・コネクション』(1971年)と『エクソシスト』(1973年)が彼の代表作として知られています。

 フリードキンは、リアリズムと緊張感あふれる映像表現や、鋭いキャラクター描写で知られています。彼はまた、映画の撮影においては実験的で革新的な手法を取り入れることが多く、そのスタイルは多くの映画監督に影響を与えています。

ホラー映画『エクソシスト』の登場人物

リーガン・マクニール(リンダ・ブレア)

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 主人公である12歳の少女。彼女は悪魔パズズに取り憑かれ、次第に恐ろしい行動をとるようになります。

クリス・マクニール(エレン・バースティン)

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 リーガンの母親であり、有名な女優。彼女はリーガンの異常な症状に気づき、様々な方法で娘を助けようと試みます。

デミアン・カラス神父(ジェイソン・ミラー)

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 イエズス会の神父で、心理学の学位を持つ。母親の死後、信仰の危機に直面している。クリスに頼まれ、リーガンの悪魔祓いを手伝うことになります。

ランカスター・メリン神父(マックス・フォン・シドー)

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 年配のイエズス会の神父であり、考古学者。過去に悪魔パズズと対峙した経験があり、リーガンのエクソシスムを担当することになる。

ホラー映画『エクソシスト』の見どころ3選

驚異的な特殊効果

 当時の技術を駆使して制作された特殊効果は、リーガンが悪魔に取り憑かれた状態を見事に表現しています。彼女の顔の変貌、360度回転する頭、吹き出す緑色の粘液など、今でも衝撃的な映像は観客を恐怖に陥れます。

緊張感溢れるエクソシスムのシーン

 映画のクライマックスとなるエクソシスム(悪魔祓い)のシーンは、カラス神父とメリン神父がリーガンを救うために悪魔と戦う激しいやり取りが展開されます。緊張感溢れる演出やダイナミックな音響効果によって、観客の心を捉える名シーンとなっています。

俳優たちの熱演

 エレン・バースティン(クリス役)、ジェイソン・ミラー(カラス神父役)、マックス・フォン・シドー(メリン神父役)、リンダ・ブレア(リーガン役)といった俳優陣の熱演が映画の魅力を高めています。特にリンダ・ブレアは、12歳の少女が悪魔に取り憑かれる様子を見事に演じ、その演技が高く評価されました。

ホラー映画『エクソシスト』の考察・伏線3選

出典:https://www.crank-in.net/column/98809/3

序盤のイラクでの発掘シーン

 映画はイラクでの考古学的発掘シーンから始まります。このシーンでは、メリン神父が悪魔パズズの像を発見し、その後の物語とのつながりを示唆しています。このシーンは、メリン神父が過去にパズズと対峙した経験があることや、悪魔の力が古代から現代まで及んでいることを示しています。

母親への罪悪感とカラス神父の信仰の危機

 カラス神父は母親の死に対する罪悪感に苦しみ、信仰の危機を迎えています。これは物語の中で重要な役割を果たし、最終的に彼がリーガンを救うために自己犠牲を払うことへとつながります。彼の信仰の危機は、宗教や信仰が現代社会でどのような役割を果たすべきかという問いを投げかけています。

オウィジャ盤の使用

 リーガンがオウィジャ盤を使ったことが、彼女が悪魔に取り憑かれるきっかけとなります。オウィジャ盤は通常、死者と交信するために使用される道具ですが、映画では悪魔が侵入するための扉を開く象徴として描かれています。これは、霊的な力に対する興味や不用心な行為が、予期せぬ危険を招くことがあることを警告しているとも解釈できます。

まとめ

『エクソシスト』は、12歳の少女リーガンが悪魔に取り憑かれ、彼女を救おうとする神父たちの壮絶な戦いを描くホラー映画。驚異的な特殊効果、緊張感あふれるエクソシスムシーン、俳優たちの熱演が見どころです。序盤のイラク発掘シーンやカラス神父の信仰の危機、オウィジャ盤の使用は物語の伏線として重要。宗教や信仰が現代社会で果たすべき役割や、霊的な力への興味が招く危険を警告する作品です。

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